【LAODI & ラオスツアー2025】実施レポ <前編>
Welcome to LAODI !!
好評につき、第2回目の企画となりました「日本ラム協会様主催 LAODI&ラオスツアー2025」の実施レポートをお届け。今年もラオスの大自然とLAODIラム酒の魅力を存分に堪能できる特別な旅が開催されました。蒸留所見学から収穫体験、ラオスの食文化に触れるプログラムまで、まさに冒険のような3泊5日間。その熱気をたっぷり詰め込んだツアーの記録をお届けします!
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【目次】
・ツアー概要
・ラオスについて
・1日目、2日目について
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▼ 日本ラム協会様主催 LAODI&ラオスツアー2025:
フルパッケージツアー第二弾。LAODI 蒸留所の見学に加え、サトウキビの収穫・圧搾体験、そして醸造責任者・井上育三氏の解説とともに、自社農園から樽倉庫までアグリコールラムづくりの全工程を見学する3泊5日間のプログラム。
▼ ラオスとは?
ラオスは東南アジア唯一の内陸国で、首都ビエンチャンを中心に約750万人が暮らす穏やかな国です。メコン川を挟んでタイと国境を接し、美しい自然と豊かな文化遺産が広がっています。日本とも深い交流があり、ODA(政府開発援助)を通じた支援や、日本語教育の普及が進んでいます。農業が主要産業で、特に肥沃な土壌が育むサトウキビはラム酒づくりに最適。ラオスの魅力は、その自然環境と人々の温かさ、そして時間がゆっくりと流れるような穏やかな暮らしにあります。
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●約10時間をかけ、はるばるラオスへ!
ついに始まりました、第2回目LAODI&ラオスツアー!
日本を出発し、約10時間。ベトナムのホーチミン経由で乗り換えて、無事ラオスの首都ヴィエンチャンにあるワッタイ空港に到着いたしました。長旅でお疲れのはずなのに、皆様素敵な笑顔です…!
空港からホテルに向かい、チェックインした後、やっと夕食タイム!
メコン川沿いにある巨大レストランに到着いたしました。ざっと見ても500人は収容できそうな広さでした。
長旅の疲れを癒すために、早速ビールで乾杯。参加者同士でなぜ今回のツアーに参加したかなど、交流を深めました。開放的な空間に、ついつい気持ちも開放的になりますよね!
一品目はこちら!お馴染みの炒め飯、カオパット。本場で食べるジャスミン米はやはり美味しいですね。エビもプリプリでついつい箸が進みます。
こちらはサイウアというハーブソーセージ。酸味もありつつ、食べ応えがばっちりの腸詰料理です。タイ北部やラオスでよく食べられる一品だそうです。しっかりした味付けについついビールが進みました…!
こちらはアスパラのような野菜を炒めた一品。油っぽくなく、魚醤が聞いている味わいはエスニックさな旨みを感じます。
夕食を終え、LAODI公式のコンテナバー「LAODI BAR Mekong」へ移動。
もちろんLAODIで乾杯!このツアーが無事成功することを祈りながら、1日目が終了しました。
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●メインの内容である蒸留所!どっぷりアグリコール体験
2日目はバスにて市内の宿泊施設を出発し、47km離れた地点に所在する蒸留所へ。出迎えてくれたのはLAODI醸造責任者であり、会長である井上さん。創業から今に至るまでの過程をたっぷりお話しいただきました。
オリエンテーションを終えると、いざサトウキビ畑へ。収穫期を迎えた立派なサトウキビたちがそびえ立ちます!
畑を見学した後は、圧搾の工程を見学。まずは収穫したてのサトウキビを頬張る体験!実際にかじってみると、やっぱりサトウキビは甘いですね。みずみずしさとフルーティーな甘さが口いっぱいに広がります。
このように一本一本丁寧に手作業でサトウキビを搾っていきます。
この作業もなかなか根気が必要!約5トン/日を搾って行く必要があり、なかなか大変な作業です。収穫をして、搾る工程も手作業となると、かなり手間がかかっていることが見て取れますよね。
サトウキビを搾るとジュースができます。LAODIをはじめ、アグリコール製法のラム酒はこのジュースを原料にラム酒作りを行います。このタイプのラム酒は、世界のラム酒生産量のうち1割にも満たないと言われるほど、希少なラム酒です。
搾りたてのジュースも、フルーティーでサトウキビ本来の甘みをしっかり感じます。
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●「アジアのラム酒だから、アジアの蒸留器で作りたい」
こちらは「かぶと釜式蒸留器」と呼ばれる蒸留の機械です。
中国や東南アジアなど、アジア圏で広く使われてきたものです。
醸造責任者である井上さんが交流のある辰巳蒸留所の辰巳氏がラオスに訪れたことをきっかけに、このかぶと釜式蒸留器がLAODIにも採用されました。
世界の蒸留酒、ウイスキー、ジン、ウォッカなど各メーカーが様々な蒸留器(蒸溜機)を使用していますが、LAODIはラオスのラム酒だからアジアの蒸留器を使いたい。そう思った井上さんが、辰巳氏に相談をし、この蒸留器の発案者である鹿児島の焼酎メーカー・大石酒造へ依頼。許可と図面をいただき、ラオスで製作しました。
実際の商品「56k」はこちら↑
1回の蒸留につき200Lしか蒸留できないため、年間の生産量もかなり少ない希少なラム酒です。酒質も柔らかく、伸びのあるみずみずしい味わいです。
▼商品ページ 「56k」
https://www.laodijp.com/products/laodi_white56_k
かぶと釜式蒸留器のほか、ステンレス製の蒸留器もあります。こちらの方が容量が大きい為、ラインナップのほとんどはこちらで製造されています。
若干画像が荒くて恐縮ですが、蒸留の次は樽倉庫へ。ここでは新品ではなく、一度バーボン作りに使用された樽などを輸入し、熟成しています。年間平均気温が高いため、ラオスではエンジェルシェア=天使の分け前と呼ばれる蒸発率が約10%とも発生します。
これはつまり単純計算すると、樽の中にお酒を寝かせて10年経つと無くなってしまうということです。その為、樽の中の対流が起きやすく、寒冷地で熟成させるお酒よりも短期間でダイナミックな熟成感が味わえるラム酒が出来上がります。
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●食べて飲んで笑って!ラオスの地元料理をいただく蒸留所メシ
日中はたくさんの情報量を吸収したので、お腹もペコペコ…。今回も蒸留所の製造チームが用意してくださったラオスの地元料理を振る舞っていただきました!夕暮れのハッピーアワーに開放的な食事をできるのも、最高な体験ですよね。
料理はこんな感じ。若干のピンボケですが、タマフンというパパイヤサラダ、丸ごと地鶏焼き、蒸し米。シンプルなメニューではありますが、それぞれの食材の味わいがしっかり濃く、食べ応えがありました。
ラオス料理は油を使用することが少なく、野菜やお肉もたくさんでとてもヘルシーです。
夜もふけ、お腹いっぱいになった参加者の方々が芝生に寝転びだす?!シーンも。なかなか蒸留所で寝転がることもあまりないと思いますので、とても開放的で思い出の瞬間になったこと間違いなしですね。
そんなこんなで2日目も無事終了!
見学し、美味しい食事もいただけて大満足の蒸留所見学デーでした。
次回の後編では、収穫体験からメコン川沿いでのディナーなどをご紹介!
ぜひ次回もご期待ください!
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▼日本ラム協会主催「第2回 LAODI&ラオス見学ツアー」について
https://coupzvpkc4sv24rr-57697239201.shopifypreview.com/blogs/news/rum_japan_laodi_laos_tour_2nd_2025
\ ここがツアーの推しポイント /
①アグリコールラム作り体験
20年近く続くアグリコールラムブランドであるLAODIでは、無農薬栽培のサトウキビ畑を蒸留所内に完備。ラム酒になる工程を実際に体験できる貴重な機会です。
②滋味たっぷりのラオス料理を満喫
地元のラオス料理を楽しめる蒸留所ウェルカムパーティーや、地鶏料理やラオス風すき焼きなど、ラオスの豊かな自然で育まれた食材をたっぷり味わえます。
③メコン川沿いスポットでのリラックス時間
開放感あふれるコンテナバーやリバーサイドレストランでのビールタイムなど、旅の疲れを癒す特別なひとときをお過ごしいただけます。
本気でラム酒を学び、楽しむ大人たちの全力修学旅行!「ラオスはどこにあるんだろう?」「アグリコールラムって?」という疑問も、実際に行った人だからこそわかる魅力がたっぷり詰まったツアーです。
様々な情報や画像、動画が手軽に入手できてしまう時代だからこそ、人間の五感をフルに使う特別な時間をぜひ体験してください!
▼募集概要はPDFからもご確認いただけます。
https://acrobat.adobe.com/id/
▼実際の蒸留所風景(5分)
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LAODIとは
2006 年、異国の地で自らの理想のラムづくりを追求する日本人が創業したラオス初のラム蒸留所。手作業で畑を開墾し、自社で栽培した無農薬さとうきびを原料とする。畑から一貫した品質管理を行い、高糖度さとうきびの「一番搾りジュース」のみをつかった世界でも希少な"アグリコール製法"を創業時から採用。自動化に頼らず、人間の五感によってさとうきび本来のポテンシャルを極限まで表現し、フルーティーで上質なラムづくりにこだわる。世界品評会では多数受賞。フレンチレストラン、オーセンティックバーから自然派カフェまで幅広く楽しまれる。
ラオスとは
東南アジアの一国であり、域内唯一の内陸国。日本からの直行便はなく、周辺国での乗り換えをして約10時間ほどのフライトでたどり着く。敬虔な仏教徒が多い。元フランス領であり、現在は社会主義国家。東南アジア最後のフロンティアとしても知られ、北部のルアンプラバンをはじめ、世界遺産に指定される地域も存在。親日家の国としても知られている。
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ツアー主催:日本ラム協会とは
About Rum Japan
日本ラム協会は日本におけるラムの「認知」「普及」「定着」を目指し、 消費者とラムを繋ぐ様々な活動によりラムの愛好家を増やすことを目的として設立された団体です。 「ラム・コンシェルジュ」の資格取得講座運営や アジア最大級のラムイベント「JAPAN RUM CONNECTION」の開催を通じて 日本ならびにアジアでのラムの普及に貢献しています。
http://rum-japan.jp/#anchor_about
「ラム・コンシェルジュ」とは
Rum Concierge
ラムはどのように生まれ、どのように造られ、
そしてどのように楽しまれているのか。
ラム・コンシェルジュ講座とは、その奥深い世界の入り口に立ち
ラムの歴史や製法を学ぶことにより
ラムを楽しく身近に感じさせられる“水先案内人”を目指すものです。
全国各地で開催中!
▼お申し込みはこちら
https://coubic.com/rumjapan
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▼第1回目の実施の様子も、こちらよりご覧いただけます!
かなり詳細にたっぷり記事にしております。
【ツアーレポ No.1】日本ラム協会主催 LAODI&ラオスツアー2024
https://www.laodijp.com/blogs/news/laodi_laos_tour_2024_ver1
ラオスまでのフライト情報からの地鶏を楽しむディナーとメコン川沿いの開放感たっぷりLAODI BARで長旅の疲れを癒す初日
【ツアーレポ No.2】日本ラム協会主催 LAODI&ラオスツアー2024
https://www.laodijp.com/blogs/news/laodi_laos_tour_2024_ver2
LAODI創業者・醸造責任者による直接解説付きの蒸留所見学ツアーと地元ラオス料理を味わうウエルカムパーティー
【ツアーレポ No.3】日本ラム協会主催 LAODI&ラオスツアー2024
https://www.laodijp.com/blogs/news/laodi_laos_tour_2024_ver3
アグリコール製法ラムのさとうきび収穫&圧搾体験、メコン川沿いで疲れを癒すビールタイム
【ツアーレポ No.4】日本ラム協会主催 LAODI&ラオスツアー2024
https://www.laodijp.com/blogs/news/laodi_laos_tour_2024_ver4
ツアー最終夜の様子や首都ヴィエンチャンの観光スポットなどをご紹介
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